ウインターカップ2020 第73回 全国高等学校バスケットボール選手権大会


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GAME REPORT

安城学園 vs 東京成徳大学

  • 開催場所
    東京体育館
    試合区分
    女子準々決勝
    試合期日
    2020年12月26日(土)
    開始時間/終了時間
    10:00 / 11:32
  • クルーチーフ
    村上 恵美
    1st/2ndアンパイア
    赤羽 沙耶 / 武井 晋平

ゲームレポート

安城学園94
94 22 1st 26 96
東京成徳大学96
172nd25
203rd21
354th24

【総評】
安城学園(愛知)と東京成徳大学(東京)の女子準々決勝、勝てばメインコートへの権利が手に入るこの試合で、先に主導権を握ったのは東京成徳。内外問わず着実に得点を重ねていきリードを保ちながら試合を進めていく。対する安城学園は序盤こそ接戦としたものの、第2クォーター中盤から失速。最大19点差を東京成徳につけられてしまう。しかし、第3クォーター中盤から徐々に盛り返すと第4クォーター序盤に遂に逆転。その後は両者譲らない拮抗した試合が繰り広げられる。そして東京成徳1点ビハインドで迎えた最終盤、#10佐坂が#4山田のパスからゲームウィナーとなる3ポイントシュートを沈め試合終了。東京成徳が驚異的な追い上げを見せた安城学園を振り切り、メインコートへの切符を勝ち取った。

【第1クォーター】
先にリードを奪ったのは東京成徳。#5青野、#7古谷を中心にペイントエリアに果敢にアタックし加点、さらに#6須田の3ポイントシュートなどで得点を挙げ、開始2分で5-13とする。対する安城学園は序盤こそ硬さがみられるものの、#8近藤のドライブ、#6美口の3ポイントシュートで得点を重ねて応戦、残り3分で1点差とする。しかしそこから逆転には至らず、東京成徳はフリースローで着実にリードを保って第1クォーター終了。22-26、東京成徳4点リードで第2クォーターへ。

【第2クォーター】
安城学園はファーストポセッションで#7近藤がバスケットカウント幸先良く先制すると、#8近藤の3ポイントシュート、#5齋藤のリバウンドシュートで逆転する。だが、東京成徳も#10佐坂のジャンプシュートですぐさま逆転すると、その後は安城学園のオフェンスを堅いディフェンスで防ぎつつ、ファストブレークやフリースローで徐々にリードを広げていき39-51で第2クォーター終了。東京成徳が点差を2桁に広げて前半を折り返す。

【第3クォーター】
立ち上がりこそお互いに得点を取り合う展開となるも、中盤、東京成徳が#4山田の3ポイントシュート、#6須田のファストブレークで立て続けに得点し44-63とこの日最大となる19点のリードを奪う。しかしその後、安城学園が#4片山、#7近藤を中心に反撃、そしてシュートを決めきれず減速した東京成徳に対し、#13関のリバウンドシュートなどで粘り強く加点し徐々に点差を詰めていく。残り1分、安城学園は#5齋藤のポストプレーで点差を1桁に戻すも、終了間際に東京成徳#4山田、#5青野に一瞬のスキを狙われ連続得点を奪われる。59-72、安城学園が点差を縮めて勝負は第4クォーターへ。

【第4クォーター】
安城学園は開始早々連続得点で点差を再び1桁に戻すと、#7近藤のバスケットカウント、#5齋藤のジャンプシュートなどで更に点差を縮めていき、#8近藤のバスケットカウントで2点差まで詰め寄ると、残り6分、#8近藤のフリースローで遂に19点差をひっくり返し逆転する。対する東京成徳は勢いに乗る安城学園のディフェンスに対し完全に沈黙する。しかし、タイムアウト後に持ち直し#4山田のジャンプシュートですぐさま同点に追いつくと、そこから点差は殆ど離れず、手に汗握る熱戦が繰り広げられる。そして94-93と安城学園リードで迎えた最終盤、東京成徳は残り7秒で安城学園からボールを奪うと、#10佐坂がブザービーターを決めて試合終了。東京成徳が大激戦を制し、2010年以来10年ぶりとなるベスト4進出を果たした。

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