ウインターカップ2020 第73回 全国高等学校バスケットボール選手権大会


チケットの購入

GAME 日程・結果

GAME REPORT

東山 vs 報徳学園

  • 開催場所
    東京体育館
    試合区分
    男子準々決勝
    試合期日
    2020年12月27日(日)
    開始時間/終了時間
    15:34 / 17:02
  • クルーチーフ
    蒲 健一
    1st/2ndアンパイア
    嶋崎 貴 / 佐田 幸一

ゲームレポート

東山92
92 27 1st 25 74
報徳学園74
192nd23
163rd16
304th10

【総評】
2年連続で準々決勝での対戦となる東山(京都)と報徳学園(兵庫)。前回大会では4点差で東山が勝っている。今日の試合では、序盤こそ東山が流れをつかむかに見えたが、第1クォーターで東山#9ムトンボがファウルトラブルに陥ると、報徳学園が#10コンゴローの高さをいかして第2クォーターで逆転に成功する。一時は12点差にまで広げられるなど、後半に入ってもなかなかリズムのつかめない東山だったが、徐々に#9ムトンボ、#11米須を中心とした攻撃が機能し始め、第4クォーターの序盤で逆転に成功。そのまま報徳学園を寄り切って、92-74で勝利し、2年連続で準決勝進出を決めた。


【第1クォーター】
お互いマンツーマンで始まったゲームは、東山が#5堀のバスケットカウントなどで得点をすれば、報徳学園も#10コンゴローの連続得点で序盤の流れを渡さない。中盤、#4西部、#11米須の速攻が連続して決まったところで報徳学園がタイムアウトを請求。タイムアウト明け、東山は#7中川の連続3ポイントシュートが決まるが、報徳学園も#11テーブスのドライブ、#10コンゴローのリバウンドシュートなどでついていく。すると残り2分20秒で東山#9ムトンボが3つめのファウルを犯して、ベンチに下がってしまう。高さで優位に立った報徳学園は#10コンゴローにボールを集めて連続得点。最後は報徳学園#20宇都宮の速攻が決まって27-25、東山の2点リードで第1クォーターを終える。

【第2クォーター】
序盤、報徳学園は#10コンゴローにボールを集め、連続得点で逆転に成功する。さらに#13岡村のフリースローで抜け出すと、#10コンゴローのゴール下でリードを広げる。東山はゾーンディフェンスを敷くなど報徳学園のリズムを崩しにかかり、#4西部、#7中川の連続3ポイントシュート、#15矢倉のゴール下で同点に追いつく。報徳学園はタイムアウトで悪いリズムを断ち切ろうとするが、東山#7中川のシュートで逆転されてしまう。終盤は報徳学園の#1丸山が3ポイントシュート2本を含む3連続得点をあげると、東山も#7中川のドライブ、#11米須のシュートなどで粘り強く返していく展開となる。最後は報徳学園#20宇都宮の3ポイントシュートが決まって46-48で前半を折り返す。

【第3クォーター】
後半をゾーンディフェンスでスタートさせた東山だったが、報徳学園#2中野、#10コンゴローの得点でリードを広げられてしまう。その後、得点の伸びない報徳学園だったが、東山の速攻を止めるなどディフェンスでリズムを保っていく。中盤、報徳学園#1丸山の速攻が決まったところで東山がタイムアウト。約4分間得点が止まっていた東山は、その間にリードを12点差まで広げられる。それでも#4西部のゴール下、#9ムトンボのバスケットカウントなどで徐々に追い上げると、#11米須のバスケットカウントで4点差とする。約3分間得点の止まっていた報徳学園は#20宇都宮がドライブを決めるが、東山も#9ムトンボがリバウンドシュートを決めて、62-64で第3クォーターを終える。

【第4クォーター】
立ち上がり、東山が#11米須のシュートで同点においつくと、#13清水のフリースローで逆転に成功する。報徳学園も#1丸山、#20宇都宮の得点でついていくが、東山#9ムトンボにオフェンスリバウンドからのバスケットカウントを連続で決められ、さらに#11米須のフローターでリードを広げられてしまう。タイムアウトで流れを断ち切ろうとした報徳学園だったが、シュートがリングに嫌われるなどリズムをつかめない。東山は#11米須のシュート、#4西部の連続3ポイントシュートでリードを一気に12点にまで広げる。その後もシュートがリングに嫌われるなど、攻守においてリズムをつかめない報徳学園に対し、一方の東山は#11米須がゲームをコントロール。報徳学園の反撃を寄せつけず、東山が92-74で勝利し、準決勝進出を決めた。

NOW LOADING

TOP