ウインターカップ2020 第73回 全国高等学校バスケットボール選手権大会


チケットの購入

GAME 日程・結果

GAME REPORT

福岡第一 vs 仙台大学附属明成

  • 開催場所
    東京体育館
    試合区分
    男子準々決勝
    試合期日
    2020年12月27日(日)
    開始時間/終了時間
    17:14 / 18:51
  • クルーチーフ
    緒方 崇
    1st/2ndアンパイア
    加藤 暁生 / 佐藤 浩太

ゲームレポート

福岡第一61
61 20 1st 14 64
仙台大学附属明成64
112nd11
173rd19
134th20

【総評】
優勝候補の一角である福岡第一 (ブロック推薦/福岡)と仙台大学附属明成(ブロック推薦/宮城)。両者が激突した準々決勝は、互いにマンツーマンとゾーンディフェンスとを用い、相手の攻撃を封じると重い展開となる。それでも第3クォーター終盤から堅いディフェンスで相手の得点を抑えた福岡第一がじりじりとリードを広げていく。しかし、福岡第一は、インサイドの要である#65キエキエがファウルアウト。逆に仙台大学附属明成は、終盤に積極的に攻めて、僅差の勝負を制した。


【第1クォーター】
福岡第一#65キエキエのリング下のシュートで始まったこの試合、福岡第一はその#キエキエをはじめ、#88佐藤、#10早田らがシュートを沈めていく。一方の仙台大学附属明成は、#8山﨑、#10山内、#7越田らで点を取り返す。互いに譲らない中、明成はゾーンディフェンスを駆使しながら福岡第一の得点を抑えようとするが、決定力の高さを見せる福岡第一は#1當山らが要所で3ポイントシュートを決め、第1クォーターは20-14と福岡第一が6点のリードを奪った。

【第2クォーター】
 出だしで仙台大学附属明成は#8山﨑の3ポイントシュートが決まり、3点差に詰める。だが、福岡第一も#65キエキエがフリースローを沈めて5点差に広げる。その後は互いに相手のゾーンやマンツーマンディフェンスの前に決定打を欠いたまま時間が過ぎていく。中盤には福岡第一が#31ハーパージャン ローレンス ジュニアのフリースローや#1當山の速攻で加点し、リードを広げにかかったが、仙台大学附属明成は#7越田が奮起。フリースローや速攻などを決めて4点差に詰めた。結局、ロースコアのまま進んだ前半は#1當山のブザービーターもあった福岡第一が31-25で前半を終えた。

【第3クォーター】
 仙台大学附属明成は#8山﨑、福岡第一は#10早田が序盤に得点を挙げたが、前半同様、重い展開は変わらない。少ないシュートチャンスの中、福岡第一#65キエキエがシュートをねじ込めば、仙台大学附属明成は#8山﨑が決め返す。中盤には#8山﨑が3ポイントシュートを沈めて2点差に。残り3分には再び#8山﨑が3ポイントシュートを決めて、36-35と逆転に成功した。
 しかし、福岡第一も#88佐藤の3ポイントシュートを決めて応戦。終盤は#31ハーパージャンの3ポイントシュートで逆転。続いて#10早田の速攻が決まり、48-44と僅かにリードを守って第3クォーターを終了した。

【第4クォーター】
 ファウルトラブルで第3クォーター途中からベンチに下がっていた福岡第一#65キエキエのシュートで始まる。福岡第一は、自らの得点が思うように伸びないものの、堅いディフェンスで仙台大学附属明成に得点を許さない。仙台大学附属明成も#10山内のドライブで対抗するが、福岡第一はリバウンドからの速い攻めで加点。8点のリードを奪った。
 だが、残り6分を切って福岡第一は#65キエキエがファウルアウト。仙台大学附属明成はこの機を逃さず、#7越田の速攻、#8山﨑のリバウンドシュートなどで残り約3分半で55-56と一点差に詰め寄った。その後は仙台大学附属明成#7越田、福岡第一#1當山らが決めて、一歩も譲らない。福岡第一は仙台大学附属明成のゾーンディフェンスに攻めあぐねたが、残り1分半には#10早田の3ポイントシュートが決まり2点のリードを奪った。しかし、仙台大学附属明成も#8山﨑、#17山内(和)らがフリースローで入れ返すと、残り33秒、#17山内(和)のシュートが決まり、64-61と仙台大学附属明成が3点のリードを奪った。その後、福岡第一は、攻撃のチャンスを得るが、得点につなげることはできず。そのまま仙台大学附属明成が3点差で勝利した。

NOW LOADING

TOP