ウインターカップ2020 第73回 全国高等学校バスケットボール選手権大会


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奈良県女子

2020年12月11日

奈良県女子は奈良文化がウインターカップに出場する。

育英西との予選決勝では序盤から猛攻を仕掛け104-46で圧勝。県大会8年連続優勝を決めた。

県内で圧倒的な強さを誇る奈良文化は、学校としてスポーツに理解があり、バスケットボールだけでなく新体操、ソフトボール、バレーボールで全国大会に出場するスポーツ強豪だ。また、県内で唯一の衛生看護科を有する学校としても知られている。以前は看護科に進学し、バスケットボールを続けていた生徒もいたという。

現在は奈良文化の『1強』だが、かつては奈良女子が奈良文化と県大会優勝を分け合っていた。しかし、学校に生徒が集まらない背景もあって、最近は奈良文化に遅れをとっている状況だ。高田商業や天理、平城も力をつけている。ベスト4争いは拮抗し、奈良文化に追いつけ追い越せというのが現在の女子バスケ界の構図となっている。

鋭いドライブや正確な3ポイントシュートなど個々の能力が非常に高く、どこからでも得点が狙えることがチームの強みだ。連携の完成度も高く、ピック&ロールからインサイドに合わせるプレーも強力で、オフェンス力の高いチームだ。もちろん、ディフェンスの強度も高く、フィジカル負けしない球際の強さも注目だ。攻めるようなディフェンスから速攻を繰り出し、バランスの良さも際立っている。

奈良文化の今年のチームは2年生に主力が多く、近畿大会でもベスト4を狙える力があると関係者は語った。実際に京都、兵庫とともに行ったインターハイの代替大会(チャンピオン大会)では3試合すべてに100点ゲームで圧勝し、ウインターカップ出場を決めた。

県内では圧倒的な強さを誇る奈良文化だが、全国では思うような成績を残せていない。2018年は土浦日大を破り、1 回戦を突破したが、続く2回戦で福岡の精華女子に僅差で敗れた。前年度を超えるべく戻ってきた2019年は、ラスト1分に逆転を許し、初出場の山形中央に3点差で競り負けて1回戦で姿を消している。それだけに関係者は「今年は1回戦は突破してほしい気持ちが強いです。一つでも多く勝って盛り上げてほしい」と、大きな期待を寄せている。

ウインターカップ1回戦の相手は埼玉の正智深谷。全国常連の男子とは異なり、女子は県内の大会やインターハイ予選を含めても初となる埼玉県1位を勝ち取った。当然、ウインターカップも初出場となり、こうした予選から続く勢いはどんなチームにとっても脅威となる。

今年のウインターカップは新型コロナウイルスの影響で、23日から26日にかけては保護者を含むチーム関係者のみが入場可能となっており、基本的に無観客試合となる。関係者が期待を寄せるように、完成度の高い今年のバスケを多くの観衆の前で披露するためにも、27日まで勝ち残りたいところだ。

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