ウインターカップ2020 第73回 全国高等学校バスケットボール選手権大会


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島根県男子

2020年12月22日

2000年以降、島根県男子のウインターカップ出場は松江東と松江西、出雲北陵の3校が分け合っていた。そして2020年も松江北を合わせた4校で新人大会からしのぎを削り合ってきた。結果としてウインターカップへの切符を手に入れたのは、新人大会も制した松江東。5年ぶり10回目の出場である。身長はけっして高くないが、磨き上げられた組織力と機動力で今大会に挑む。

新型コロナウィルスの影響でインターハイが中止となったが、2月におこなわれた中国ブロック新人大会では準決勝まで勝ち上がり、敗れはしたものの、同じくウインターカップに出場する岡山商科大学附属に2点差のゲームを演じている。また夏には島根県独自の「島根県高等学校夏季体育大会」を開催。しかも「松江地区」「出雲地区」「石見地区」の3つに分けるなど、十分な感染対策をしたうえでおこなわれた。そうした経験もまた冬に向けてのいいステップアップになったはずだ。

3校で分け合ってきたウインターカップだが、本戦での島根県勢はよくて2回戦止まり。ベスト16まで勝ち上がったのは2003年まで遡らなければならない。しかしその記録を打ち立てたのは、当時出場2回目の松江東である。偉大なる先輩たちに追いつくことができるか。キャプテンの湯畑崚を中心に、ウインターカップ島根県予選のベスト5に選手された金津飛鳥、石橋拓実、2年生オールラウンダー間瀬唯人らがコートを縦横無尽に駆け回って、まずは初戦を突破したい。

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