GAME 日程・結果
東山 vs 仙台大学附属明成
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- 開催場所
- 東京体育館
- 試合区分
- 男子決勝戦
- 試合期日
- 2020年12月29日(火)
- 開始時間/終了時間
- 12:08 / 13:39
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- クルーチーフ
- 平原 勇次
- 1st/2ndアンパイア
- 谷古宇 孝 / 岩井 遥河
ゲームレポート
東山70 |
70 | 20 | 1st | 20 | 72 |
仙台大学附属明成72 |
20 | 2nd | 6 | ||||
15 | 3rd | 16 | ||||
15 | 4th | 30 |
【総評】
インターハイを含めて全国では初の対戦となる東山と仙台大学附属明成との決勝戦。序盤は仙台大学附属明成が#5一戸、#8山﨑のシュートでリードを奪うが、#11米須を起点にした攻撃と、#9ムトンボの攻守にわたるリバウンドでリズムを取り戻した東山が第2クォーターで逆転。後半、仙台大学附属明成第4クォーターの残り4分を切ったところで逆転に成功すると、東山も同点に追いつくが、残り5秒、仙台大学附属明成#8山﨑が決勝のシュートを決め、仙台大学附属明成が3年ぶり6回目のウインターカップ制覇を果たした。
【第1クォーター】
3-2ゾーンを敷いた仙台大学附属明成に対し、東山はマンツーマンでスタートする。立ち上がり、#5一戸の連続得点、#8山﨑の3ポイントシュートなどで仙台大学附属明成がリズムをつかむ。タイムアウトで流れを断ち切ろうとした東山だったが、仙台大学附属明成の変化するゾーンディフェンスをなかなか攻略できない。中盤、東山は#5堀、#4西部の3ポイントシュートで追い上げるが、仙台大学附属明成も#14山崎のジャンプシュート、#8山﨑のフリースローなどでリードを保つ。終盤、#11米須が#4西部の速攻、#9ムトンボのゴール下を演出し、20-20で第1クォーターを終える。
【第2クォーター】
東山は#7中川が3ポイントシュートを決めて逆転に成功すると、#4西部が速攻からジャンプシュートを決めてリードを広げる。反撃に出たい仙台大学附属明成だが、東山#9ムトンボにペイントエリアを制され、得点のチャンスを生み出せない。中盤、東山はオフェンスでも#9ムトンボがリバウンドシュートを決めて、リードを広げていく。終盤、仙台大学附属明成は#11浅原のジャンプシュートで約4分間の無得点から解放されるが、東山の#9ムトンボのオフェンスリバウンドを止めきれない。さらに#11米須のフローターでリードを広げた東山が40-26でリードし、前半を折り返す。
【第3クォーター】
立ち上がり、仙台大学附属明成が#10山内(琉)のシュートで得点を動かすが、東山も#9ムトンボのバスケットカウントでしっかり返していく。守っても東山#9ムトンボがブロックショットを決めて、仙台大学附属明成に得点のチャンスを与えない。中盤、仙台大学附属明成は#8山﨑のジャンプシュート、#5一戸のドライブなどで連続得点を決めるが、東山は#4西部の速攻、#5堀のフリースローなどで押し返していく。終盤、仙台大学附属明成は#10山内(琉)の3ポイントシュート、バスケットカウント、さらに#5一戸の速攻が決まって9点差にまで追い上げる。しかし東山も#11米須が連続得点を決め、55-42で第3クォーターを終える。
【第4クォーター】
なかなか得点の伸びない東山に対して、フルコートディフェンスからリズムをつかんだ仙台大学附属明成は#8山﨑の3ポイントシュート、#14山崎の速攻などで点差を詰めていく。その後もフルコートディフェンスでプレッシャーをかけ続ける仙台大学附属明成は#10山内(琉)の速攻で同点に追いつくと、#8山﨑の3ポイントシュートで逆転に成功する。東山も#5堀のバスケットカウント、#9ムトンボのフリースローで同点に追いつく。仙台大学附属明成は#10山内(琉)の3ポイントシュートで抜け出すが、東山も#11米須が3本のフリースローを決めて、再度同点。残り8秒、タイムアウトを取った仙台大学附属明成は、#8山﨑がセカンドチャンスでシュートを決めて70-72。明成が3大会ぶり6回目の優勝を決めた。