GAME 日程・結果
札幌山の手 vs 大阪桐蔭
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- 開催場所
- 東京体育館
- 試合区分
- 女子準々決勝
- 試合期日
- 2020年12月26日(土)
- 開始時間/終了時間
- 10:01 / 11:35
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- クルーチーフ
- 伊橋 隆浩
- 1st/2ndアンパイア
- 石鍋 光智代 / 千葉 美幸
ゲームレポート
札幌山の手100 |
100 | 22 | 1st | 13 | 84 |
大阪桐蔭84 |
26 | 2nd | 25 | ||||
24 | 3rd | 25 | ||||
28 | 4th | 21 |
【総評】
ともにウインターカップでは優勝経験のある両チームの対戦となった女子準々決勝。出だしに主導権を握ったのはインサイドを中心に攻めた札幌山の手(北海道ブロック)。前半を終えて10点のリードを奪った。しかし後半、大阪桐蔭(大阪)は激しいディフェンスと攻めては外角シュートで応戦。第3クォーター序盤には逆転に成功した。
だが、高さで勝る札幌山の手は、インサイドで加点し、再逆転に成功すると、第4クォーターでもハードなディフェンスとインサイドで堅実に得点を重ねた札幌山の手が100-84で勝利。2011年以来となる準決勝へと駒を進めた。
【第1クォーター】
#4舘山のインサイドプレーで先制した札幌山の手がその後も高さを生かしたプレーやリバウンドからの速い攻撃で得点を重ねていく。対する大阪桐蔭は#6柴田らがシュートを入れ返すものの、札幌山の手のプレッシャーの強いディフェンスの前に苦しむ。攻撃の手を緩めない札幌山の手は、テンポ良く得点。どんどんと点差を広げていった。終盤には#5松川の3ポイントシュートなどで食らい付いた大阪桐蔭だったが、第1クォーターは22-13で札幌山の手がリードを奪った。
【第2クォーター】
オフェンスに勢いが戻った大阪桐蔭は、ディフェンスでも前からプレッシャーをかけて札幌山の手からボールを奪っていく。攻めては#6柴田のドライブや#11石原、#7大﨑の3ポイントシュートなどで連取し点差を一気に詰めた。
しかし、札幌山の手も#4舘山のステップインなどで対抗。それでも大阪桐蔭の勢いは止まらず#7大﨑の3ポイントシュートが適時に決まったのだが、第2クォーター中盤からはインサイドを中心に加点した札幌山の手がシュートのこぼれ球もしっかりと拾い、得点につなげていく。大阪桐蔭も#11石原、#7大﨑の3ポイントシュートなどで得点を挙げたものの、最後は#14森岡(ほ)の終了間際のシュートで48-38と札幌山の手が10点リードして前半を終えた。
【第3クォーター】
後半、出だしの入りに成功したのは大阪桐蔭。#松川、#9寺岡らの3ポイントシュートが決まり、開始約2分で2点差に詰める。札幌山の手のタイムアウト後も形勢は変わらず。大阪桐蔭は#9寺岡のバスケットカウント、フリースローで逆転に成功した。だが、ここで札幌山の手は#4舘山が踏ん張る。インサイドを中心に得点を連取すると、再逆転に成功。札幌山の手は、激しいディフェンスと、攻めては#14森岡(ほ)のアグレッシブなプレーで72-63とリードをキープしたまま第3クォーターを終えた。
【第4クォーター】
札幌山の手#4舘山の得点から始まったこのクォーター、インサイドで変わらず得点する札幌山の手は、ディフェンスでも大阪桐蔭を苦しめ、開始1分半で15点差を付ける。
大阪桐蔭はゾーンディフェンスなどで札幌山の手の攻撃を封じようとするが、#7江畑らインサイドでと確実に得点を重ねる札幌山の手を捉えることができない。#7大﨑の3ポイントシュート、#5松川の速攻などで対抗した大阪桐蔭。しかし、札幌山の手は#5森岡(か)の外角シュートも適時に決まり、追随を許さない。終わってみれば100-84とハイスコアで勝利を飾った