ウインターカップ2020 第73回 全国高等学校バスケットボール選手権大会


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GAME REPORT

桜花学園 vs 高知中央

  • 開催場所
    東京体育館
    試合区分
    女子準決勝
    試合期日
    2020年12月27日(日)
    開始時間/終了時間
    10:00 / 11:17
  • クルーチーフ
    渡邊 整
    1st/2ndアンパイア
    古畑 香子 / 石鍋 光智代

ゲームレポート

桜花学園84
84 27 1st 20 64
高知中央64
172nd11
183rd15
224th18

【総評】
 準々決勝で名門・昭和学院(千葉)に快勝し初の 4 強入りを果たした高知中央(高知)と昨年優勝校の王者・桜花学園(愛知)の、決勝への切符をかけた一戦。序盤は両者一歩も譲らない展開だったが、前半終了時には44?31と桜花学園が高知中央に対し13点のリードを奪った。
後半に入って高知中央は逆転を期し果敢に攻め続けるも、桜花学園の勢いを止めることができない。試合終盤にさしかかっても試合の流れは変わらず、最終スコア84-64で、桜花学園が決勝進出を果たした。
 
【第 1 クォーター】
先制点は、桜花学園#10オコンクウォ。続けて桜花学園#4江村が3ポイントシュートを決めるが、高知中央は#10宮下が反撃する。桜花学園のディフェンスをなかなか破れず流れを掴みきれない高知中央だったが、#4井上が華麗なパスで#18大﨑にアシストし、得点。きっかけを掴みたい高知中央に対し、桜花学園はその機先を制するように#4江村がジャンプシュートを沈める。その後、高知中央は#15ンウォコを軸に食い下がり、一進一退の攻防を展開するも、徐々に開いた点差は7。27?20で桜花学園が7点のリードを奪い、第1クォーターを終了。

【第 2 クォーター】
 序盤、高知中央は桜花学園のディフェンスに苦戦し得点できず、その隙に桜花学園が流れを引き寄せると、桜花学園は#10オコンクウォのリバウンドが光り、#4江村のジャンプシュートを中心に徐々に点差を離していく。対して高知中央は#15マーベラスがゴール下へと果敢に攻め続けるも、得点に繋げることができない。終盤、高知中央は#15マーベラスのバスケットカウントで流れを打開し、一時は6点差まで迫るも、桜花学園の猛攻は止まらず、桜花学園リードの44-31で前半を終了

【第 3 クォーター】
 13点のリードを奪った桜花学園の攻撃で試合は再開。ここで突き放されまいと高知中央も果敢に攻めるがなかなか得点できず、時間が流れる。桜花学園は#6佐藤、#11朝比奈らがシュートを沈め、一方の高知中央は#10宮下らが決め返す。両者得点を続けるが、桜花学園#4江村のロングパスで#11朝比奈が決め、52?35となったところで、高知中央のタイムアウト。しかし、その流れを切られたくない桜花学園は#4江村がレイアップシュートを決めると、その後高知中央は得点できず、終始桜花学園の攻撃が続く。高知中央は必死に食い下がり、#12池口のジャンプシュート、#4井上の3ポイントシュートで第3クォーターを62?46で終了する。

【第 4 クォーター】
 序盤、高知中央#14ギフトのディフェンスが光り、桜花学園のインサイドシュートを抑えれば、桜花学園も#4江村がスティールからレイアップシュートを決めるなど、両者ディフェンスで奮闘。その後、高知中央は#12池口が3ポイントシュート、#4井上のジャンプシュートを決めてビハインドの挽回を試みるも、桜花学園は#10オコンクウォが得点を重ねていく。終盤になっても高知中央は桜花学園に届かず、84-64で桜花学園が勝利し、決勝戦へと駒を進めた。

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