ウインターカップ2020 第73回 全国高等学校バスケットボール選手権大会


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GAME REPORT

札幌山の手 vs 東京成徳大学

  • 開催場所
    東京体育館
    試合区分
    女子準決勝
    試合期日
    2020年12月27日(日)
    開始時間/終了時間
    11:40 / 13:33
  • クルーチーフ
    中嶽 希美子
    1st/2ndアンパイア
    茂泉 圭治 / 小坂井 郁子

ゲームレポート

札幌山の手92
92 26 1st 29 96
東京成徳大学96
252nd28
203rd26
214th13

【総評】
 準決勝で大阪桐蔭 ( 大阪 ) に快勝した札幌山の手 ( 北海道 ) と、安城学園 ( 愛知 ) に劇的なブザービーターで勝利した東京成徳大学 ( 東京 ) が、準決勝で激突した。両チームともに速い展開から得点を重ねていき、試合は点の取り合いに。前半を終えて57?51と東京成徳大学がリードすると、後半もリードを保ち続けた。第 4 クォーターには最大17点差が付くが、札幌山の手が怒涛の追い上げを見せ、終盤は大接戦に。それでも要所で3ポイントシュートを沈め、リバウンドでも意地を見せた東京成徳大学が96?92で逃げ切り、11年ぶりの決勝進出を果たした。

【第 1 クォーター】
 先制点は、東京成徳大学#4山田の3ポイントシュート。そこから互いにディフェンスから速攻に走って得点を挙げていき、なかなか点差の離れない拮抗した展開が続いた。すると#6須田、#9山口が3ポイントシュートを決めた東京成徳大学が一歩抜け出し、最大6点リードに成功。対する札幌山の手も、インサイドで力を発揮する#4館山や、オールラウンダー#14森岡 ( ほ ) の得点で追いすがる。結局29?26と、 3 点差で第 2 クォーターへ突入。

【第 2 クォーター】
 第 2 クォーターでまず流れをつかんだのは東京成徳大学。# 9 山口のゴール下シュート、# 8 小島のドライブなどで勢いに乗った。一方の札幌山の手は、相手のディフェンスに苦しみミスが多くなる。ただ札幌山の手は残り 5 分半、 7 点を追う状況でタイムアウトを挟むと、そこからうまく立て直し、大黒柱の#12館山が連続得点。対する東京成徳大学も#7 古谷のフリースローや#5青野の 3 ポイントシュートなどで逆転を許さず、57?51で前半を終えた。

【第 3 クォーター】
 後半も東京成徳大学が逃げ、それを僅差で札幌山の手が追いかける展開が続いた。後半開始 2 分半、ターンオーバーがかさんだ札幌山の手は、一度タイムアウトを請求。だがそのタイムアウト明けにもすぐさま東京成徳大学#10 佐坂に3ポイントシュートを決められ、55?65と10点ビハインドを負った。#14森岡 ( ほ ) の活躍で 5 点差まで追い上げたものの、万遍なく得点を重ねる東京成徳大学に対してディフェンスの的を絞れず追い付けない。残り1.9秒には東京成徳大学の# 5 青野がバスケットカウントを獲得し、83?71で最終クォーターに入る。

【第 4 クォーター】
 最終クォーター、序盤から東京成徳大学がその攻撃力をいかんなく発揮。残り 6 分半には92?75と、最大17点差を開いた。だが、ここで気持ちを切らさず、意地を見せたのが札幌山の手。# 4 舘山や# 7 江畑が果敢に攻めてフリースローでコツコツと得点を伸ばし、# 5 森岡 ( か ) の 3 ポイントシュートなどで差を縮めていく。残り 2 分には#14森岡 ( ほ ) のシュートで 2 点差に。それでも、東京成徳大学は# 9 山口が値千金のリバウンドシュートを決めて流れを引き戻し、逆転させない。そのまま96?92で札幌山の手を退け、東京成徳大学が決勝への切符を手にした。

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